こんな疑問を解決する記事を書きました。
この記事を読めば、重金属のデトックスにいい食べ物がわかって、日々の食材選びや献立作りに役立てられます。
重金属は体に蓄積されると、全身のだるさや疲れやすさ、貧血などの体調不良となることもあります。
この記事では「体調不良は重金属が原因かも?」と思っている人や、重金属が体に溜まると聞いて不安になっている方に、具体的な解決策をご紹介していきます。

今回はそんな私が食について学ぶ中で知った、重金属の体への影響や、食事によるデトックス法などをお伝えしていきます。
私自身、重金属と食べ物の関係をじっくり学ぶことで、日々の食事で気をつけるべきポイントや、食材の選び方がわかりました。
記事の前半では『重金属の基礎知識』、後半では『重金属デトックスにおすすめの食べ物やレシピ』をお伝えしていくので、じっくり読み込んでみてください!
※すぐに解決策を知りたい方は『重金属デットクスにおすすめの食べ物7つ』へ進んでくださいね。
重金属とは

ここでは以下の流れで重金属の基礎知識をお伝えしていきます。
- 重金属の種類
- 重金属による症状
- 重金属が体に蓄積される理由
- 日本の重金属に関する規制
- 重金属は本当に体に溜まっている?
- 重金属はデトックスできる?
重金属は具体的にどんな影響があるのか、なぜ体に蓄積されるのかなどが分かると、対処もしやすくなるので目を通してみてください!
重金属の種類
重金属とは、文字通り重い金属を言います(正確には比重4以上の金属)。
身近なところで言うとカルシウムやマグネシウム、亜鉛、鉄、銅などの体に必要なミネラルも重金属の仲間です。
一方で水銀やカドミウムのほか、鉛やヒ素など中毒症状を引き起こす重金属もあります。

とくに日本人は食生活の特徴から、水銀とカドミウムが蓄積されやすい傾向があります。
過度な心配は不要ですが、日頃からデトックスを心がけることで重金属による害を避けやすくなるので、一緒に学んでいきましょう!
重金属による症状
重金属が体に蓄積された場合の中毒症状には、以下のようなものがあります。
- 水銀:神経障害、手足のしびれ、ふるえ、視野が狭いなど
- カドミウム:腎機能障害、全身のだるさ、疲れやすさなど
- 鉛:貧血、吐き気、倦怠感、頭痛など
- ヒ素:頭痛、吐き気、貧血、皮膚の色素沈着など
たとえば「奇病」と呼ばれた四大公害病のひとつ『水俣病』は水銀中毒によるものです。
水銀中毒は重症化すると言語障害や四肢の麻痺などの中枢神経の障害を生じ、水俣病においては回復せずに死んでしまう人もいました。
またカドミウム中毒は重症化すると骨が軟化し、ちょっとしたことで骨折するため激しい痛みを生じます。
四大公害病のひとつ『イタイイタイ病』は、カドミウム中毒が悪化した患者が「痛い、痛い」と訴えることから、名付けられた呼び名です。

現代の日本ではそこまで重症化することはほぼ考えられませんが、軽度の症状が出ることはあり得ます。
なお水銀については胎児の発育に影響を与える可能性があることから、厚生労働省が妊婦さんへの注意喚起を行っています(後述:重金属の多い食材)。
まとめると現在の日本では重金属による中毒が重症化する可能性は低いですが、妊婦さんや体の不調を感じる方などは注意が必要です!
重金属が体に蓄積される理由
重金属は主に以下のようなものを介して、体に蓄積されていきます。
- 水銀:マグロなどの大型魚、魚介類など
- カドミウム:米や野菜などの農産物、海藻など
- 鉛:鉛製の水道管、古い家屋の塗料、ワインなど
- ヒ素:魚介類、海藻類、米など様々な食品
たとえば水銀は自然界の食物連鎖を通じて、魚介類などの海の生物に蓄積されていきます。
中でもマグロやカジキなどの大型魚は海の食物連鎖の上位に位置するため、水銀の蓄積量が多い傾向があるんです。

それらの大型魚を口にすることで、人間の体にも水銀が蓄積されていくわけですね。
一方カドミウムは土壌や海水中に存在するものが、米などの作物や海産物などに吸収されることで、人間の口に入ってきます。
とくに主食が米であるため日本人は、カドミウムの摂取量の約4割が米によるものです(※)。
また鉛は入手や加工が容易であったことから、古くからさまざまな用途に使われていました。
毒性が分かってからは規制が入るようになりましたが、現在でも鉛が含まれる製品は使われています。
実際に2017年には古い家屋に住む男性が、鉛製の給水管で水道水を飲んだ結果、鉛中毒になっているんです(※)。
そしてヒ素は自然界に多く存在するため、さまざまな食品を通じて体に入ってきます。
なおカドミウムやヒ素はタバコにも含まれているため、喫煙や受動喫煙も蓄積の原因になり得ます。
以上のように重金属は主食を始めとした多くの食品に含まれているので、完全に避けるのは難しいのが現状です。
※参考
厚生労働省・「米に含まれるカドミウム」に関するQ&A
読売新聞オンライン・水道水で鉛中毒になった男性
日本の重金属に関する規制
日本では水道法や食品衛生法によって、水道水や食品ごとの規格が定められており、重金属の上限値なども設定されています。
以下に日本における重金属の上限値の例を挙げたので、参考にしてみてください。
| 種別 | 重金属の 上限値の例 |
| 水道水 | カドミウム:0.003 mg/L 水銀:0.0005 mg/L 鉛:0.01 mg/L ヒ素:0.01 mg/L |
| ミネラルウォーター | カドミウム:0.003 mg/L 水銀:0.0005 mg/L 鉛:0.01 mg/L ヒ素:0.01 mg/L |
| 清涼飲料水 (ミネラルウォーター以外) |
鉛:検出しない ヒ素:検出しない |
| 玄米・精米 | カドミウム:0.4 mg/kg |
| 魚介類 | 水銀:0.4 mg/kg ※マグロ類や河川産魚介類、 深海性魚介類などは適用外 |
※参考
厚生労働省・食品別の規格基準について
農林水産省・我が国のリスク管理措置
環境省・水質基準項目と基準値
なお魚介類の水銀については胎児の発育に影響を与える可能性があることから、上記とは別に厚生労働省が妊婦さんへの注意喚起を行っています(後述:重金属の多い食材)。
このような国による規制は、私たちが重金属の過剰摂取を避けるためにとても重要です。
ただし水道水による鉛中毒が発生した例もあるように、規制があることと、その規制がきちんと守られていることは別の話。

重金属は本当に体に溜まっている?
実際のところ重金属は本当に私たちの体に蓄積されているのでしょうか。
以下の表は環境省が令和2~6年度にかけて国内516人の血液中の重金属濃度を調査したデータの一部です。
| 重金属の種類 | 血液中の濃度の平均値 (μg/L) |
| 水銀 | 7.2 |
| カドミウム | 0.86 |
| 鉛 | 8.2 |
| ヒ素 | 4.7 |
こちらのデータからまずは重金属が血中で検出されてしまう程度には、体に蓄積されていることが分かります。
では上記の血中濃度は健康に害があるほどの量なのでしょうか?
そこが一番気になるところなのですが、日本では血中濃度の明確な基準値が定められていないため、海外のデータを調べてみました。
たとえばアメリカの政府機関・ATSDRや、インド最大の民間医療グループ・アポロホスピタルによると、重金属濃度の正常範囲は以下とされています。
- 水銀:5 µg/L未満
- カドミウム:1 µg/L未満
- 鉛:50 µg/L未満
- ヒ素:10 µg/L未満
※参考
アポロホスピタル・重金属検査
ATSDR・ヒ素の臨床評価
これと比較すると、日本人はとくに水銀の血中濃度が高い傾向があることが分かります。

だからといって、すぐに健康被害につながる訳ではないはずですが、こういう状況を知るとちょっと心配になりますよね。
現在は重金属の濃度検査を行ってくれる病院もあるので、体に不調のある方や心配な方は一度調べてもらうのも方法です。
重金属は少なからず体に蓄積されていることを知って、自分にできる対策を行っていきましょう!
重金属はデトックスできる?
結論から言うと、重金属はデトックスが可能です。
なぜなら私たちの体には、もともと重金属などの不要なものを体外に排出する機能が備わっているから。
たとえば便や尿、汗、毛髪などを通じて、重金属は体外に排出されていきます。
ただし重金属の中には体外に排出されにくいものや、排出するのに時間がかかるものもあるんです。
そのため重金属が体に入ってくる量が多いと、排出作用が追いつかず、体内にどんどん溜まっていってしまうんですね。

重金属の蓄積を防ぐには、一つは重金属をなるべく体に入れないこと、もう一つは体のデトックス作用を向上させることが大切です。
いずれも日々の食事や生活習慣がポイントになってくるので、次の項から具体的に確認していきましょう!
重金属デトックスにおすすめの食べ物7つ

ここでは重金属のデトックスにおすすめの食べ物を、以下の7つの項目にわけてご紹介していきます。
- キレート作用のある食べ物
- 食物繊維が豊富な食べ物
- 利尿作用のある食べ物
- 代謝や血流をうながす食べ物
- 解毒酵素の働きを助ける食べ物
- 抗酸化作用のある食べ物
- ミネラルが豊富な食べ物
いずれも重金属を体の外に排出したり、吸収しにくくしたりする作用をもつ食べ物なので、ぜひ参考にしてみてください。
なお偏った食事をするとかえって健康を害してしまうこともあります。
あくまでバランスのよい食事を基本としつつ、ここで紹介する食材を食卓に取り入れることを意識してみてください!
※デトックス作用には個人差があります。もし重い症状などがある場合は病院で薬剤を使ったデトックス治療(キレーション療法)を受ける方法もあるので、お医者さんに相談してみてください。
1:キレート作用のある食べ物
重金属デトックスにおすすめの食べ物として、キレート作用のあるモノが挙げられます。
キレート作用とは重金属などの金属イオンをくっつけて体外に排出する働きのことで、デトックスをサポートしてくれます。
たとえばキレート作用のある主な食べ物は、以下のとおりです。
- 玄米、大豆などの豆類、ナッツ類、ごま
- レモンなどの柑橘類、パイナップル、梅干し
- 玉ねぎ、長ねぎ、ニラ、にんにく、らっきょう、パクチー
- ほうれん草などの緑が濃い野菜、海藻類
上記の食材はフィチン酸やクエン酸、硫化アリル、クロロフィルなどのキレート作用をもつ栄養素が豊富に含まれています。
ただし金属イオンを排出するということは、有害な重金属だけでなく、鉄や亜鉛などの体に必要なミネラルも排出する可能性があるということ。
ミネラルの排出を防ぐには、特定の食材を大量に食べるような極端な食事はくれぐれも避けましょう。
繰り返しになりますが、バランスよく食べることを基本とした上で、上記の食材も取り入れてみてください!
2:食物繊維が豊富な食べ物
重金属デトックスにおすすめの食べ物として、食物繊維が豊富なモノも挙げられます。
食物繊維には水溶性と不溶性の2種類があり、水溶性食物繊維は便を柔らかくし、不溶性食物繊維は便のカサを増して排便を促します。
つまり水溶性と不溶性の2つの食物繊維をバランスよく摂ることで、排便が促されて、重金属が排出されやすくなるんですね。
たとえば食物繊維を豊富に含む主な食べ物は、以下のとおりです。
- 不溶性食物繊維:穀類、野菜、果物、豆類、キノコ類など
- 水溶性食物繊維: 芋類、柑橘系の果物、海藻類、オクラ、ごぼうなど
このように不溶性食物繊維が植物性のさまざまな食材に豊富な一方で、水溶性食物繊維はやや種類が限定されます。

なお現代人はとくに野菜や果物などが不足しがちと言われます(※)。
肉や魚ばかりではなく、上記のような植物性の食材も積極的に取り入れていくことを意識してみてください!
3:利尿作用のある食べ物
利尿作用のある食べ物も、重金属デトックスにおすすめの食材として挙げられます。
重金属は尿からも排出されるので、利尿作用のある食材は重金属デトックスの助けにもなるんです。
たとえば以下の食材には利尿作用のあるカリウムが豊富に含まれています。
- 芋類、かぼちゃ、ほうれん草、ブロッコリー、トマト
- バナナ、アボカド、メロン、キウイ
- 海藻類、豆類、大豆製品(納豆、絹ごし豆腐など)
基本的に野菜や果物、海藻類にはカリウムが豊富なものが多いので、そういった食材を積極的に取り入れていけばOKです。
なおカリウムは水に溶けやすい性質があるので、水にさらしすぎたり、長時間ゆでこぼしたりしないよう注意しましょう。
また腎臓の弱い方はカリウムの制限が必要な場合もあるので、お医者さんに相談しながら進めてみてください。
4:代謝や血流をうながす食べ物
重金属デトックスにおすすめの食材として、代謝や血流をうながす食べ物も挙げられます。
代謝や血流をうながす食べ物は、体内の循環機能を活発にしてくれるため、重金属の排出を助けてくれるんです。
たとえば代謝や血流をうながす主な食べ物は、以下のとおり。
- 生姜、唐辛子、黒こしょう
- 玉ねぎ、長ねぎ、ニラ、にんにく
- かぼちゃ、アボカド、ナッツ類、大豆製品
これらの食材はジンゲロールなどの体を温める成分や、血流を促進するアリシン・ビタミンEなどが豊富に含まれています。
なお体が冷えると血流はどうしても悪くなるので、冷たい飲み物やアイスの食べ過ぎは要注意。
冷水を飲む習慣のある人は、常温水や白湯に切り替えることも検討してみてください!
5:解毒酵素の働きを助ける食べ物
重金属デトックスにおすすめの食材として、解毒酵素の働きを助ける食べ物も挙げられます。
解毒酵素とは体内の有害物質を無害化して、体外に排出する作用のある物質で、主に肝臓に存在します。
たとえば肝臓の解毒酵素の働きを助ける主な食べ物は、以下のとおり。
- ブロッコリー、キャベツ、白菜、小松菜、大根、わさび
- 玉ねぎ、長ねぎ、ニラ、にんにく、らっきょう、パクチー
- トマト、きゅうり、かぼちゃ、キノコ類
これらの食材はイソチオシアネートや硫化アリル、グルタチオンなどの解毒酵素の働きをサポートする成分が含まれています。
なおイソチオシアネートや硫化アリル、グルタチオンはいずれも熱に弱いため、加熱すると減少しやすいです。
食べる際は加熱しすぎに注意して、生のままやすりおろし、軽く火を通すだけにするなどを意識してみてください!
6:抗酸化作用のある食べ物
重金属デトックスにおすすめの食材として、抗酸化作用のある食べ物も挙げられます。
抗酸化作用とは、私たちの細胞を傷つける『活性酸素』の働きを抑える力のことです。
重金属が体内に入ると活性酸素が増えやすいため、細胞も傷つきやすくなります。

たとえば肝臓や消化器官の細胞が傷つくと消化や解毒、排出の働きが悪くなって、重金属も排出されにくくなるんですね。
そのため体の解毒・デトックスのシステムを守るには、抗酸化作用を高めて細胞のダメージを防ぐことも大切になってきます。
以下に抗酸化作用のある主な食べ物をまとめたので参考にどうぞ。
- 柑橘類、キウイ、パプリカ、さつまいも、じゃがいも
- かぼちゃ、アボカド、ナッツ類、大豆製品
- トマト、スイカ、柿、ブルーベリー、ラズベリー、イチゴ
これらの食材はビタミンCやビタミンE、リコピン、カテキンなどの抗酸化作用のある栄養素が豊富なので、よければ取り入れてみてください!
7:ミネラルの豊富な食べ物
重金属デトックスにおすすめの食材として、ミネラルの豊富な食べ物も挙げられます。
なぜなら必須ミネラルが不足すると、体内に入ってきた重金属の毒性や吸収を高める可能性があることが指摘されているからです。
たとえば鉄が欠乏すると、カドミウムの消化管からの吸収が増加することなどが報告されています(※)。

必須ミネラルも重金属も、金属イオンとして似たような吸収経路で体内に取り込まれるため、お互いが競合する関係にあるんですね。
そのためミネラルが豊富な食べ物をしっかり摂ることは、重金属の吸収を防いで、体外に排出することにもつながります。
以下にミネラルが豊富な食べ物の例を挙げたので参考にどうぞ。
- 緑黄色野菜、海藻類、小魚、乳製品、大豆製品
- 赤身肉、赤身魚、貝類、ナッツ類、ごま
- 牡蠣、かに、えび、チーズ、きなこ、納豆
いずれもカルシウムや鉄、亜鉛などの必須ミネラルが豊富な食材ばかりなので、ぜひ取り入れてみてください!
※参考:国立衛生研究所・Goyer RA,1995『Nutrition and metal toxicity』
重金属デトックスにおすすめのレシピ

ここでは以下にある、重金属デトックスにおすすめの簡単レシピ3つをご紹介していきます。
- 長ネギとニラのチキン炒め
- キノコとトマトの卵炒め
- 玉ねぎ生姜チキン
いずれも重金属デトックスにおすすめの食材を取り入れたメニューです。
家にある残り物の食材で簡単に作れる美味しいレシピばかりなので、ぜひ取り入れてみてください!
①:長ネギとニラのチキン炒め
こちらはキレート作用があって重金属デトックスにおすすめの、長ねぎとニラを使った簡単レシピです。
作り方は次のとおり。
- 鶏肉を一口大に切って、両面に塩こしょうと片栗粉をまぶす。
- みじん切りした長ネギとニラ、酒、砂糖、酢、醤油を混ぜ合わせてタレを作る。
- フライパンに油をひいて、鶏肉の両面を焼く。
- 作ったタレを加えて、炒め合わせたら完成!
※分量はお好みで。酒・砂糖・酢・しょうゆの割合は1:1:1:1が目安
なお鶏肉は小さめに切ると火が通りやすいです。

長ネギの代わりに玉ねぎを入れたり、タレにソースやケチャップを足したりすると、また違った味わいが楽しめますよ。
②:キノコとトマトの卵炒め
こちらは食物繊維が豊富なキノコと、利尿作用や抗酸化作用のあるトマトを使った簡単レシピです。
料理の手順は以下のとおり。
- トマトをくし形に切り分け、好みのキノコを食べやすい大きさにカットする。
- ボウルに卵とマヨネーズ、塩こしょうを入れて混ぜ合わせる。
- フライパンに油をひいて卵を流し入れ、半熟状になるまで炒めたら取り出す。
- フライパンに油をひいて、トマトとキノコを炒めて、塩と鶏ガラスープの素で味付ける。
- 卵を戻し入れたら、炒め合わせて完成!
キノコは何を入れてもほぼ合うので、エノキやしめじ、エリンギ、きくらげなど、好みのものを入れるといいです。

トマトは炒めすぎるとぐしゃぐしゃになるので、様子を見ながら好みの柔らかさに調整してみてください。
③:玉ねぎ生姜チキン
こちらはキレート作用がある玉ねぎと、代謝や血流をうながす作用のある生姜を使った簡単レシピです。
作り方は次のとおり。
- 鶏肉を好みの大きさに切り、酒と塩コショウをもみこんで片栗粉をまぶす。
- フライパンに油をひいて、鶏肉を焼く。
- おろし生姜としょうゆ、みりんを加え、フタをして1〜2分ほど加熱する。
- 薄切りにした玉ねぎを加えて混ぜたら、再びフタをして1〜2分ほど加熱する。
- 肉に火がとおったら、煮からめて完成!
※分量はお好みで。みりんとしょうゆの割合は1:2が目安
鶏肉は肉厚な感じが好きな方は、丸ごと焼いてもOKです(焦げやすいので弱火で加熱しましょう)。

生野菜がよく合うので、トマトやキャベツなど季節の野菜を添えてみるのもオススメです。
重金属を溜めない食事法

重金属による害を避けるには、デトックスに加えてそもそも重金属を体に溜めない食事を心がけることも大切です。
ここでは重金属を体に溜めない食事法として、以下の3つをお伝えしていきます。
- 重金属の多い食材を避ける
- 偏食を避けてバランスよく食べる
- 添加物をなるべく避ける
日頃からこのような食事を意識することで、重金属が体内に蓄積するのを防ぎやすくなるので、ぜひ実践してみてください!
1:重金属の多い食材を避ける
重金属を体に溜めないためには、重金属を多く含む食材を避けたり、食べる量を減らしたりすることがポイントです。
たとえば水銀を多く含みやすい大型の魚については、厚生労働省が摂取量の目安を伝えています。

妊婦さん向けに作られた目安ですが、魚をよく食べる人は水銀量の多い品種ばかり食べないために知っておくといいです。
以下に具体的な魚の種類と食べてよい量の目安をまとめました。
| 魚の種類 | 食べてよい量の目安 (一切れは約80g) |
| バンドウイルカ | 水銀量が多いので 食べないほうが安心 |
| コビレゴンドウ | 二週間に一切れ |
| キンメダイ、メカジキ、 クロマグロ(本マグロ)、 メバチマグロ、エッチュウバイガイ、 ツチクジラ、マッコウクジラ |
週に一切れ |
| キダイ、マカジキ、 ミナミマグロ(インドマグロ)、 ユメカサゴ、クロムツ、 ヨシキリザメ、イシイルカ |
週に二切れ |
| キハダマグロ、メジマグロ、 ビンナガマグロ(ビンチョウマグロ)、 ツナ缶、サケ、アジ、サバ、イワシ、 サンマ、タイ、ブリ、カツオなど |
とくに気にしないで 食べてOK |
大型の魚はどうしても水銀を多く含みやすいので、上記の表などを参考に、量に気をつけながら食べることをオススメします。
また「ひじき」はヒ素の含有量が多いとして、イギリスでは摂取を控えるよう国から呼びかけがされています。
しかし日本ではひじきは栄養素が豊富なことや、水で戻す際にヒ素の量が減少することから問題ないとされているんです(※)。

私もひじきが好きなので時々食べますが、このこと聞いてからはしっかりめに水戻しやゆでこぼしを行うようにしています。
以上のように重金属を多く含みやすい食材については、避ける・量を減らす・しっかり調理するなどを意識してみてください。
※厚生労働省・食品中のヒ素に関するQ&A
2:偏食せずにバランスよく食べる
重金属を体に溜めないためには、偏食をせずにバランスよく食べることも意識するといいです。
なぜなら偏食によって栄養バランスが乱れると、解毒やデトックスなどの重金属を排出する機能の低下につながるから。
また重金属を多く含む食材ばかり食べていた場合に、いっそう体に蓄積されやすくなります。
そのようなリスクを避けるには、特定の食材に偏るのではなく、いろいろな食べ物をバランスよく食べるのが一番なんですね。

とくに日本人は野菜や果物の摂取量が少ないと言われる(※)ので、私も意識して食べるようにしています。
上記でご紹介した『重金属デトックスにおすすめの食べ物』も参考にしながら、いろいろな食材を食卓に取り入れてみてください!
3:添加物をなるべく避ける
添加物をなるべく避けることも、重金属を体に溜めない食事法のひとつです。
なぜなら添加物には元になる原料や、製造の過程によって重金属が混入することがあるから。
実際に日本で使われる着色料(添加物の一種)から鉛や水銀、ヒ素などの重金属が、国際的な基準値を超えて検出された例もあります(※)。
国が定める『食品添加物公定書』では添加物に含まれる重金属の上限値が設定されていますが、すべての添加物を網羅しているわけではありません。
そのため上記のように調べてみたら重金属が多く含まれていたというケースもあるんですね。

添加物が今やほとんどの食品に使われていることも考えると、やはり無視できないと私は思います。
以上のことから重金属のリスクをできるだけ避けたい方は、なるべく添加物の少ない食品を選ぶことも意識してみてください!
ちなみに以下の記事では『無添加食品の宅配ランキング9選』をご紹介しているので、よければチェックしてみてください。

また以下の記事では『無添加生活のメリット』について詳しくお伝えしているので、参考にどうぞ。

※参考:農林水産研究情報総合センター・既存添加物中の有害重金属の含有量調査
まとめ:重金属デトックスでは食材選びを大切にしよう!
上記でお伝えしたとおり、重金属デトックスには日々の食材選びやバランスのいい食生活が大切です。
最後にもう一度、内容を確認しましょう!
1.重金属デトックスにおすすめの食べ物
・キレート作用のある食べ物
・食物繊維が豊富な食べ物
・利尿作用のある食べ物
・代謝や血流をうながす食べ物
・解毒酵素の働きを助ける食べ物
・抗酸化作用のある食べ物
・ミネラルが豊富な食べ物
2.重金属を体に溜めない食事法
・重金属の多い食材を避ける
・偏食を避けてバランスよく食べる
・品質にこだわりのある食品業者を選ぶ
「結局、何をしたらいいんだろう?」と思った方は、野菜や果物をたくさん摂ることと、マグロなどの大型魚を食べすぎないことだけ、ひとまず覚えておきましょう。
まずは実践しやすいものから始めて、慣れてきたらもう一度この記事を読むなどして、少しずつ取り入れていってみてください。
なお上記でもお伝えしたように、添加物をなるべく避けることも、重金属を体に溜めない食事法のひとつです。
添加物には元になる原料や、製造の過程によって重金属が混入することがあります。

ほとんどの食品に添加物が使われている現在では、少しでも添加物が少ない食品を選ぶことも、重金属の蓄積を防ぐ上で大切です。
ちなみに以下の記事では『無添加食品の宅配ランキング9選』をご紹介しているので、よければチェックしてみてください。

また以下の記事では『無添加生活のメリット』について詳しくお伝えしているので、参考にどうぞ。

