結論から言うと、無添加とオーガニックの違いは「添加物だけにこだわるか、それ以外にもこだわるか」です。
たとえば無添加生活では、添加物が使われた食品をできるだけ避けます。
一方でオーガニック生活では添加物に加えて、化学合成された農薬や肥料、遺伝子組み換え技術なども極力避けるんです。
なので、
- ひとまず添加物を避けたい人には無添加
- 化学合成された農薬や肥料、遺伝子組み換え技術なども避けたい人にはオーガニック
が向いています。
今回はそんな私が『無添加とオーガニックの違い』について、実体験を交えながらお伝えしていきます。
この記事を読めば無添加とオーガニックの違いが明確になって、どっちが自分に合っているのかがハッキリしますよ。
記事の前半は『無添加とオーガニックの定義や違い』『メリット・注意点』、後半は『どっちが向いているか』といった内容に触れていきます。
初めての方にも分かるように噛み砕いてお話しするので、じっくり読み込んでみてください！
※ひとまず自分にどっちが向いているのか知りたい方は、『無添加が向いている人』または『オーガニックが向いている人』に進んでくださいね。
無添加が向いている人を見る>>
オーガニックが向いている人を見る>>
無添加・オーガニックとは？
まずは無添加とオーガニックの定義をそれぞれに確認しておきましょう。
なお無添加やオーガニックは、主に食品に対して使われる言葉です。
ただしコスメ商品などでも無添加・オーガニックという言葉が使われることもあるので、それについても触れていきます。
以下の順番にお話しするので、ぜひ目を通してみてください！
- 無添加の定義
- オーガニックの定義
- コスメ商品における無添加オーガニック
無添加の定義
無添加食品とは添加物が使われていない食品を言います。
添加物とは食品が作られる過程で、見た目や味を良くしたり、保存期間を長くしたりするために使われる物質のことです。
たとえば『着色料』は食品に色をつけて見た目をキレイするために、『保存料』は腐敗を防いで日持ちを良くするために使われる添加物です。
無添加食品とは、これらの添加物が使われていない食品を言います。
たとえば食品パッケージに『着色料無添加』と書かれている場合、着色料は使われていませんが、保存料や甘味料などは使われている可能性があります。
無添加と表示があったら、「何が無添加なのか」をよく確認する必要があるんですね。
繰り返しになりますが、無添加とは「添加物が使われていない」という意味であることを、まずは理解してきましょう！
なお以下の記事では無添加の定義や、表示ルールについてさらに詳しくお伝えしているので、よければ目を通してみてください。
オーガニックの定義
オーガニックとは化学的に合成された農薬や肥料、遺伝子組換えなどの技術に頼らず、自然界の力で生産された食品のことです。
品質基準が国の『有機JAS規格』よって厳格に定められており、その基準をクリアした食品にのみ「オーガニック」の表示が許されています。
たとえばオーガニック農産物には、以下のような基準があるんです。
- 化学合成された農薬や肥料を原則使わない
- 遺伝子組換え技術を使わない
- 農業生産による環境負荷をできるだけ低減する
このような生産方法はもちろん、輸送や洗浄などの収穫後の管理についても定められています。
またオーガニック加工食品については、添加物の使用も制限されているんです。
なおオーガニック食品は農薬や肥料、添加物がまったくゼロではなく、天然由来など一部は使用が許可されています（有機JAS規格に一覧で記載）。
このように「自然っぽい」イメージのあるオーガニックは、実は国によって厳格に定義されているんですね！
以下の記事ではオーガニックの定義についてさらに詳しくお伝えしているので、よければチェックしてみてください。
コスメ商品における無添加オーガニック
コスメ商品における無添加・オーガニックも、基本的には添加物を使っていないことや、有機栽培の成分で作られていることを指します。
ただしコスメ商品は食品と違って、無添加やオーガニックの表示に明確な定義やルールがありません。
「無添加」や「オーガニック」の表示は、メーカーの判断に任されているのが現状なので、購入の際は注意が必要です。
たとえば「無添加化粧水」と表記されていても、防腐剤などの添加物が入っていることもあります。
また「オーガニックコスメ」とされる商品でも、すべての成分が有機栽培であるとは限りません。
このようにコスメ商品の無添加・オーガニック表示はかなり曖昧なので、食品以上に自分自身できちんとチェックする必要があるんですね。
コスメ商品を購入する際は、無添加・オーガニックと記載があっても、成分表示をしっかり確認するようにしましょう！
無添加とオーガニックの違い
無添加とオーガニックの違いをひとことで言うと、「添加物だけにこだわるか、それ以外にもこだわるか」です。
すでにお伝えしたように無添加とは、添加物が使われていない食品を言います。
そのため無添加生活を送るときには、添加物ができるだけ使われていない食品を選んでいくことになるんです。
一方でオーガニックとは添加物だけでなく、化学合成された農薬や肥料、遺伝子組換え技術などを使っていない食品を言います。
なのでオーガニック生活を送る際は、添加物だけでなく、原材料の栽培方法なども気にしていくことになるんですね。
私の経験からお伝えすると、まず始めるなら無添加、さらにこだわりたいならオーガニックという順番がオススメ。
のちほど『無添加が向いている人』『オーガニックが向いている人』についてもお話しするので、そちらも参考にしてみてください！
無添加のメリットと注意点
私が無添加生活を送る中で感じた主なメリットは、以下の6つです。
- 食事に安心感をもてる
- 体への余計な負担を減らせる
- 食べ物が純粋に美味しい
- 季節の移り変わりを楽しめる
- アレルギーリスクを避けられる
- 環境への負荷を減らせる
とくに食事に対して安心感を持てたことは大きいです。
添加物の中には発がん性や、胎児毒性などの有害性が報告されているモノもあります。
また無添加生活を送る際の注意点は、以下の3つです。
- 薄味に感じることがある
- ややコストがかかる
- 食品を探す手間がかかる
このような手間やコストもあるので、無添加生活を送る際は、無理せず自分のできる範囲で実践していくことが大切です。
以下の記事では『無添加食品のメリットや注意点』について、実体験を交えながら一つ一つ詳しくお話しているので、よければ目を通してみてださい！
オーガニックのメリットと注意点
私がオーガニック食品を取り入れる中で感じた主なメリットは、以下の5つです。
- 美味しくて栄養価も高い
- 残留農薬のリスクを減らせる
- 遺伝子組換えを避けられる
- 生産者の健康に配慮できる
- 環境保護につながる
とくにオーガニック食品は自然の力を活かして栽培されることから、必然的に旬の食材が多くなります。
またオーガニック食品の注意点として、主に以下の3つが挙げられます。
- 価格がやや高い
- 手に入りにくい
- 偽物に注意する
こういった手間やコストもあるので、オーガニック生活を送る際は、無理せず自分のできる範囲で実践していくことが大切です。
以下の記事では『オーガニック食品のメリットや注意点』について、実体験を交えながら一つ一つ詳しくお話しているので、よければチェックしてみてださい！
無添加が向いている人
無添加が向いているのは、次のような人です。
- 食品添加物を避けたい
- 化学合成品を口に入れたくない
- 安心して食事を楽しみたい
- 本当に美味しい食品を食べたい
- 体への余計な負担を減らしたい
- アレルギーリスクを避けたい
このように無添加では、添加物を避けることで食の安全や健康に配慮していきます。
添加物の中には発がん性や胎児毒性などの有害性が報告されているモノもあるので、そういったリスクを避けたい人におすすめです。
また農薬や肥料まで考えるオーガニックに比べると、添加物だけを気にすればいいので、簡単に始めやすいです。
何から始めようか迷う方や、危険な疑いのある食品を避けたい人は、まずは無添加生活から始めてみてください！
無添加生活の始め方
無添加生活の具体的な始め方は、以下の4つです。
- 調味料を無添加にする
- 加工度の少ない食品を選ぶ
- 危険な疑いのある添加物を避ける
- 無添加の食材宅配を使う
いずれも今日から実践できるシンプルな方法ばかりなので、自分が始めやすいと思うものから取り入れてみてください。
なお以下の記事では『無添加生活の始め方』について、実体験を交えながら一つ一つ詳しくお話しているので、よければ目を通してみてださい！
オーガニックが向いている人
オーガニックが向いているのは、次のような人です。
- 美味しい野菜や果物を食べたい
- 化学合成の農薬や肥料を避けたい
- 遺伝子組み換えの食品を避けたい
- 残留農薬のリスクを減らしたい
- 第三者機関の審査を受けた食品を食べたい
- 生産者の健康にも配慮したい
- 環境に優しい食材を選びたい
このようにオーガニックは無添加よりも、さらに多くの面から食の安全を考え、生産者や環境への配慮も行っていきます。
そのため「美味しさ」や「安全性」はもちろん、「自然との共生」や「生産者への配慮」といったことに関心がある人におすすめです。
無添加だけでは不安という方や、より広い視野で食の安全を大切にしていきたい方は、オーガニック生活を始めてみてください！
オーガニック生活の始め方
オーガニック生活の具体的な始め方は、以下の3つです。
- 有機JASマークのある野菜を選ぶ
- 自宅で野菜を育ててみる
- 有機・低農薬の食材宅配を使う
いずれも今日から手軽に実践できる方法なので、自分が始めやすいと思うものから取り入れてみてください。
なお以下の記事では『オーガニック生活の始め方』について、実体験を交えながら一つ一つ詳しくお話しているので、よければ目を通してみてださい！
無添加・オーガニック宅配：オイシックス
無添加・オーガニック生活を始める際は、無添加・オーガニック食品が豊富なオイシックスの利用もおすすめです。
オイシックスは『作った人が自分の子供に安心して食べさせられる食品』という理念のもと『Oisix安全基準』という独自の厳しい基準を作って、安全な食づくりに取り組んでいます。
たとえば添加物については、合成保存料・合成着色料を一切不使用としているんです。
私は実際にオイシックスを利用してみて、亜硝酸Naなどの発色剤が使われていないハムやベーコン、ウィンナーがあることにすごく感動しました。
また農産物は有機JAS規格、または通常の5割以下の農薬・化学肥料で生産しています。
さらにオイシックスはスーパー並みに品揃えが良いので、買い物にもとても便利です。
最短10分で主菜と副菜の2品を作れるミールキットや、電子レンジで温めるだけの時短おかずも豊富なので、料理も楽になりますよ。
送料無料＆約70%オフのお得なお試しセットもあるので、気になる方はオイシックスの公式サイトを見てみてください！
まとめ：まず始めるなら無添加、さらにこだわるならオーガニック！
上記でお伝えしたとおり、無添加とオーガニックの違いは「添加物だけにこだわるか、それ以外にもこだわるか」です。
そのため、ひとまず添加物を避けたい人には無添加、化学合成された農薬や肥料、遺伝子組み換え技術なども避けたい人にはオーガニックが向いています。
最後にもう一度内容を振り返りましょう！
1.無添加とオーガニックの違い
→添加物だけにこだわるか、それ以外にもこだわるか
2.無添加が向いている人
・食品添加物を避けたい
・化学合成品を口に入れたくない
・安心して食事を楽しみたい
・本当に美味しい食品を食べたい
・体への余計な負担を減らしたい
・アレルギーリスクを避けたい
3.オーガニックが向いている人
・美味しい野菜や果物を食べたい
・化学合成の農薬や肥料を避けたい
・遺伝子組み換えの食品を避けたい
・残留農薬のリスクを減らしたい
・第三者機関の審査済み食品を食べたい
・生産者の健康にも配慮したい
・環境に優しい食材を選びたい
無添加とオーガニックは共通する面もありますが、上記のように「何を気にするか」に明確な違いがあります。
どちらも日々の食生活をより豊かで安心感のあるものに変えてくれるので、自分が取り入れやすいほうを選んでみてください。
たとえばオイシックスは無添加・オーガニック食品が豊富にあります。
安全な食づくりにこだわりがあり、独自の安全基準で添加物や農薬、遺伝子組み換えなどの使用を厳しく制限しているんです。
品揃えもスーパー並みによく、ミールキットなどの時短おかずなども豊富なので、買い物・料理も楽になります。
オイシックスには送料無料＆約70%オフのお得なお試しセットがあるので、興味のある方は以下から公式サイトを見てみてください！
