こんな疑問を解決する記事を書きました。

ちなみに私は無添加・オーガニック歴9年。添加物を気にしすぎて疲れた過去もありましたが、今は自分なりの基準を決めたことで、食事を心から楽しんでいます。
今回はそんな私が無添加生活を送る中で感じたメリットや注意点を、実体験を交えながら本音でお伝えしていきます。
この記事を読めば、無添加生活が自分に合っているかを確認できますよ。
また日々の食事に安全面での不安を感じている方は、安心して食べられる食品の選び方が分かります。
記事の前半では『無添加のキホンと無添加生活のメリット』を、後半では『無添加生活の始め方や注意点』をお伝えしていきます。
無添加生活に興味がある方や始めようか迷っている方は、リアルな部分を分かりやすくお伝えしていくので、じっくり読み込んでみてください!
ちなみに無添加生活を始めるなら、無添加食品の豊富な食材宅配もおすすめ。時短キットから惣菜、調味料、お菓子、生鮮食品までスマホ1つで注文できます。
そもそも無添加食品とは
無添加食品とは添加物が使われていない食品を言います。
ただし『無添加』と表示されているからといって、添加物がまったく使われていないとは限りません。
一口に無添加食品と言っても、いろいろな種類やルールがあるんですね。
そこで、ここでは無添加食品について正しく理解するためのポイントを、以下の順番でお話していきます。
- 添加物のキホン
- 完全無添加の食品はごく稀
- 何が無添加なのか要チェック
これらのキホンを知っておくことで、次にお話しする無添加生活のメリットや注意点も理解しやすくなるので、ぜひ目を通してみてください!
添加物のキホン
添加物とは食品が作られる過程で、見た目や味を良くしたり、保存期間を長くしたりするために使われる物質のことです。
食品衛生法で定義されており、目的に応じた名称で呼ばれています。
たとえば『着色料』は食品に色をつけて見た目をキレイするために、『保存料』は腐敗を防いで日持ちを良くするために使われる添加物です。
また添加物の中には天然由来のものと、化学合成されたものがあります。
ここでは添加物について最低限知っておくべき知識を、以下の順番で詳しく見ていきましょう。
- 添加物の種類
- 添加物の表示ルール
- 表示免除の添加物
いずれも無添加生活のキホンとなる知識なので、一度チェックしてみてください!
添加物の種類
食品添加物として使われる物質は約1,500品目ありますが、大きく4つの種類に分けられます。
以下にそれぞれの特徴や具体例をまとめたので、まずはざっと目を通してみてください。
添加物の種類 | 特徴 | 具体例 |
指定添加物 (約470品目) |
国が使用してよいと認めた添加物。 化学合成されたモノがほとんどだが、 天然由来のものもある。 |
亜硝酸Na、赤色2号、サッカリンNa、 ソルビン酸、グリシンなど |
既存添加物 (約360品目) |
日本で昔から食品に使われてきた 天然由来の添加物。食経験が長い ため、使用してよいとされている。 |
カラメル色素、クチナシ青色素、 ベニバナ黄色素、リンゴエキス、 ローズマリー抽出物など |
天然香料 (約600品目) |
動植物から得られる天然の成分。 食品に香りを付ける目的で使われる ため、添加物として扱われる。 |
バニラ香料、ローズ香料、カニ香料、 レモン香料、ユズ香料など |
一般飲食物添加物 (約100品目) |
食品として普通に食べられている物。 添加物として使用されることもある。 |
寒天、ゼラチン、果汁、 ココア、カンゾウなど |
参考:消費者庁・食品添加物
この中で安全性を不安視する声が多いのは、化学合成品が多い『指定添加物』です。

「自然界に存在しないものを人体に取り入れて本当に大丈夫なのか」と不安に思う気持ちは、私もとても共感できます。
ただし天然由来の『既存添加物』の中にも、あとから発ガン性が認められ、使用禁止となったモノもあります(例:アカネ色素・消費者庁)。
各添加物の安全性については、化学合成品か天然由来かを問わず、情報を集めていく必要があるんですね。
詳しくはのちほど『危険な疑いのある添加物を避ける』の項でお伝えしていきます!
添加物の表示ルール
添加物の表示ルールは食品表示基準で定められており、使用した重量の多いものから順に表示することになっています。
よく見かけるのは食品パッケージの原材料欄に、『/』で区切って表示する形です。
たとえば『小麦粉、砂糖、卵/膨張剤、香料』とあれば、『/』より前が原材料で、後が添加物となります。
また表示名のルールは以下のとおりです。
表示方法 | 対象 | 表示の具体例 |
用途+物質名 | 甘味料、着色料、保存料、酸化防止剤、 発色剤、漂白剤、防かび剤(防ばい剤)、 糊料(増粘剤・安定剤・ゲル化剤)、 として使われる添加物 |
甘味料(アスパルテーム)、 着色料(カラメル)、 保存料(ソルビン酸)など |
用途のみ ※複数の添加物も 一括で表示 |
調味料、酸味料、苦味料、凝固剤、 軟化剤、乳化剤、膨張剤、光沢剤、 pH調整剤、香料、酵素、かんすい、 イーストフード、ガムベース として使われる添加物 |
左記と同じ ※調味料は主な成分によって、 調味料(アミノ酸)や 調味料(核酸)などと表示 |
物質名のみ | 上記以外の添加物 | ソルビトール、 炭酸カルシウム、 ビタミンC、酒精など |
参考:食品表示基準
とくに『用途のみ表示される添加物』については、具体的にどんな物質が使われているのか分からないのが現状です。
もし具体的な物質名を知りたければ、パッケージに記載のメーカーに直接問い合わせるしかありません。

個人的には添加物はすべて物質名を表示してほしいなと思います。
ただ表示が複雑になり、かえって分かりにくくなることなどから、現在は上記のルールが適用されています。
表示免除の添加物
食品に使われた添加物はすべて表示されるわけではなく、販売形態や使用量によっては表示免除となるケースもあります。
以下に具体的なケースをまとめたので、参考にしてみてください。
条件 | 内容 | 具体例 |
容器包装 されていない 加工食品 |
添加物の表示義務があるのは原則 『容器包装された加工食品』のため、 それ以外は表示義務なし ※生鮮食品などは一部表示義務あり |
・外食:レストラン、カフェ ・バラ売り:パン屋、ケーキ屋 ・量り売り:惣菜、漬物 など |
加工助剤 | 食品の加工の際に使われる添加物で ・完成前に除去されるもの ・使用量が少なく最終的に効果を発揮 しないもの など |
・みかんの缶詰を作る際、薄皮を 剥くために使われる塩酸 →アルカリで中和して除去するため、 表示義務なし |
キャリー オーバー |
加工食品の原材料に使われる添加物で、 使用量が少なく最終的に効果を発揮 しないもの |
・せんべいの材料となる醤油に添加 される保存料 →せんべいの保存料としては効果を 発揮しないため、表示義務なし |
参考:食品表示基準
このように表示が免除されるケースもあるため、一般の消費者である私たちが使用されている添加物をすべて知るのはかなり難しいです。
もし知りたければ、個々の食品ごとにメーカーに直接尋ねるしかありません。

とはいえ「御社の〇〇という商品・メニューには、どんな添加物が使われていますか?」と一つ一つ確認するのは、あまりにも手間ですよね。
表示のない添加物については、ほぼ諦めるしかないのが現状です。
またより簡単な方法として、『安全性にこだわりのある食品メーカー』の利用などもあるので、よければ参考にしてみてください。
完全無添加の食品はごく稀
完全無添加の食品とは、上記でお伝えした加工助剤やキャリーオーバーも含めて、一切添加物を使っていない食品のことです。
しかし実際はそのような食品はごく稀です。
なぜなら添加物を一切使わずに食品を大量に作ったり、各地に配送したりするのは非常に困難だから。
たとえば原料を集めて調理して、パッケージに入れて遠方に運び、消費者が購入して食べるまでには時間もかかります。
その間の腐敗や劣化を防ぐためには、保存料などの添加物も必要になってくるんですね。

食中毒などの安全上のリスクや食品の品質維持などを考えると、添加物をまったく使わないというのは、かなり厳しいのが現実のようです。
とはいえ中には『可能な限り添加物を排除している食品業者』も存在しています。
そのような食品を選ぶことで、完全無添加の状態に近づけていくことは可能です!
何が無添加なのか要チェック
無添加食品を購入する際は、「何が無添加なのか」をチェックするのもポイントです。
たとえば食品のパッケージに『着色料無添加』と書かれている場合、着色料は使われていません。
しかし保存料や甘味料などの着色料以外の添加物は、使われている可能性があるので要注意。

何が無添加なのか正確に知るには、原材料欄などを見て、使われている添加物をチェックする必要があるんですね。
ちなみに近年は消費者庁のガイドラインによって、無添加という言葉を安易に使ってはいけないことになっています。
そのため単に『無添加』とだけ書いてあるような、紛らわしい商品は基本的にはないはずですが、購入の際は十分に注意しましょう。
無添加という表示に安心するのではなく、原材料欄などをチェックして、自分で判断していくのが無添加生活のキホンです!
__ここまで無添加生活のキホン知識についてお伝えしました。
上記のことをふまえて、以下からは無添加生活のメリットや注意点を具体的に見ていきましょう。
無添加生活のメリット6つ
私が無添加生活を送る中で感じた主なメリットは、以下の6つです。
- 食事に安心感をもてる
- 体への余計な負担を減らせる
- 食べ物が純粋に美味しい
- 季節の移り変わりを楽しめる
- アレルギーリスクを避けられる
- 環境への負荷を減らせる
このように無添加生活を送ると食べ物に対する不安が減ったり、本当に美味しい食事に出会えたりするメリットがあります。
以下からは私の実体験も交えながら、詳しくお話していきます!
食事に安心感をもてる
無添加生活の大きなメリットは、食事に安心感を持てることです。
食品添加物の中には、安全性を疑問視されているものも多数あります。
たとえば着色料に使われるウコン色素やタール色素(赤色2号など)、保存料に使われるソルビン酸や安息香酸などは、発ガン性の疑いが持たれています。
同様に甘味料に使われるアスパルテームやサッカリン、発色剤としてハムやウィンナーに使われる亜硝酸Naなども発ガン性の疑いがあるんです。
また発ガン性はなくても、強い毒性や胎児への悪影響が心配されているモノもあります。

私は毎日食べている食品に、こんなにも安全性の疑いがあることを知ったとき、大きなショックを受けました。
中には海外で使用が停止されている添加物もありますが、日本では「使用量が十分に少ないから大丈夫」ということで、使われ続けているようです。
私はたとえ使用量が少ないとしても、発ガン性や強い毒性のある物質なんて体に入れたくないと思います。
かつては添加物を気にしすぎて疲れていた私ですが、こういった『危険な疑いのある添加物』を避けるようにしたことで、日々の食事に安心感を持てるようになりました。
以上のように無添加生活を送れば、安全性に疑いのある添加物を避けられるので、大きな安心感を得られます!
体への余計な負担を減らせる
体への余計な負担を減らせることも、無添加生活を送るメリットです。
食品添加物の中には腸内環境の悪化や、ミネラルバランスの乱れにつながるモノもあります。
たとえばサッカリンやスクラロースなどの化学合成された甘味料が、腸内細菌のバランスを乱すという報告があるんです(※)。
腸内環境が乱れると高血糖になりやすくなり、肥満や糖尿病につながる恐れがあると指摘されています(※)。
また食品添加物に多く含まれるリンが、カルシウムの吸収を阻害するという報告も。
実際、厚生労働省のWebサイトには、リンについて以下のように記載されています。
リンは食品中に多く含まれており、通常は不足することがありません。むしろ多く摂りすぎるとカルシウムの吸収を阻害するため注意が必要です。
食品添加物に多く使用されており、インスタント食品や加工食品の利用が多いと知らず知らずのうちに摂り過ぎてしまいがちです。
もしカルシウムが不足すると骨が弱くなったり、疲れやすくなったりするので要注意。
このように添加物の中には、体に余計な負担を与えるモノもあります。

私自身、添加物の多い食品を食べていると、体がだるくなったりお腹の調子が悪くなったりすると感じます。
無添加生活を送れば、このような添加物による体への余計な負担を減らせるので、より健康的に過ごせるんですね。
※参考文献
日本経済新聞・人工甘味料が腸内細菌乱す可能性
ネイチャー ・J.Suezほか,2014『Artificial sweeteners induce glucose intolerance by altering the gut microbiota』
食べ物が純粋に美味しい
食べ物が純粋に美味しいことも、無添加生活のメリットの1つです。
なぜなら無添加の食品には、品質の高い素材が使われていることが多いから。
少し言い過ぎかもしれませんが、添加物で味を付ければ、大体のものはそれなりに美味しくなります。
たとえば甘味料を使って甘くしたり、調味料を使って旨みを出したりすることが可能です。
しかし無添加の食品ではそれができないため、純粋に美味しい素材を使うしかありません。
必然的に旬の食材や、栽培・製造方法にこだわった品質の高い素材が使われるようになるんですね。

実際に無添加の食品を食べてみると、添加物で味付けされたモノとは違った、新鮮で濃厚な美味しさに感動します。
また変な甘さや舌に残る感じも一切ないので、安心して味わいを楽しめるんです。
このように品質の高い美味しい食材を心から楽しめるのが、無添加生活を送る中で感じたメリットです!
季節の移り変わりを楽しめる
季節の移り変わりを楽しめるのも、無添加生活を送るメリットです。
なぜなら無添加の食品には、一番美味しい時期の旬の食材が使われることが多いから。
たとえば旬を過ぎたかぼちゃは甘みが消えてホクホク感もなくなってくるし、りんごの場合は甘みや酸味が弱くなって、食感もボソボソしてきますよね。
そんな旬を過ぎた食材も、添加物で甘みや酸味などを加えれば、美味しく感じさせることは可能です。
しかし無添加の食品ではそういうごまかしが出来ないため、本当に美味しい旬の食材が使われることが多くなります。

自然と無添加生活では旬の食材を味わう機会が増えるので、季節の移り変わりも楽しめます。
ちなみに旬の食材は栄養価も高いので、栄養摂取もより効率的です。
このように無添加生活には、旬の食材をとおして季節の変化を味わえるという楽しみもあります!
アレルギーリスクを避けられる
アレルギーリスクを避けられるのも、無添加生活を送るメリットです。
実際以下のように一部の添加物は、アレルギー反応を引き起こす可能性があることが指摘されています。
添加物名 | 症状 | |
保存料 | 安息香酸ナトリウム | アトピー性皮膚炎、ぜんそく |
パラベン | ぜんそく、じんましん | |
酸化防止剤 | 亜硫酸塩 | ぜんそく、じんましん |
着色料 | 黄色4号 | ぜんそく、じんましん |
コチニール色素 (カルミン酸) |
ぜんそく、鼻炎、結膜炎、皮膚炎、 じんましん、アナフィラキシー |
|
甘味料 | サッカリン | じんましん |
アスパルテーム | じんましん |
※参考:Anti Additive・食品添加物の種類と役割 アレルギー症状について
このようなことから無添加生活を送ることで、アトピーやぜんそくが改善したという声もあるんですね。

私自身はアレルギーの経験はありませんが、無添加について勉強する中で、アレルギー症状が改善したという話はよく聞きます。
たとえば『重度食物アレルギーでも明るく暮らしたい!』では、無添加生活を送ることで、アレルギーを乗り越えた著者の体験が詳しく語られています。
以上のようにアレルギーリスクのある添加物を避け、症状の改善を目指せるのも無添加生活を送るメリットです!
※アレルギーの原因や症状には個人差があるので、必ず専門の医師に相談しましょう。
環境への負荷を減らせる
無添加生活は環境への負荷を減らすことにもつながります。
たとえば甘味料に使われるアセスルファムKやスクラロースなどの化学合成された添加物は、排水処理をしても除去されにくく、自然環境へ流出しやすいことが明らかになっているんです(※)。
実際にアメリカやヨーロッパではアセスルファムKやスクラロースが河川や地下水、飲み水に残留しているという報告もあります。(※)。
環境や生態系への具体的な影響は調査が進められている段階ですが、自然界にない物質を排出し続けてまったく問題がないとは思えません。

「分かってからでは遅いのではないか?」という感じもするので、私は出来るだけ化学合成された添加物が使われなければいいなと思っています。
また添加物を使用するにあたっては、たくさんの動物実験が行われているのも現状です。
実験の削減や代替法の開発が進められているとはいえ、そもそも添加物を使わなければ動物実験を行う必要もないはず。
無添加の食品を選ぶことが、動物実験の減少につながればいいなと思っています。
このように無添加生活を送ることは、環境の負荷や動物の犠牲を減らすために個人ができるアクションの1つでもあるんですね。
※参考
サイエンスダイレクト・Z.Sangほか,2014『Evaluating the environmental impact of artificial sweeteners: A study of their distributions, photodegradation and toxicities』
ACS Publications・D.B.Mawhinneyほか,2011『Artificial Sweetener Sucralose in U.S. Drinking Water Systems』
無添加生活の始め方4選
ここからは無添加生活の具体的な始め方について、以下の4つに分けてお伝えしていきます。
- 調味料を無添加にする
- 加工度の少ない食品を選ぶ
- 危険な疑いのある添加物を避ける
- 無添加の食材宅配を使う
いずれも今日から実践できるシンプルな方法ばかりなので、自分が始めやすいと思うものからぜひ取り入れてみてください!
調味料を無添加にする
無添加生活の始めに取り入れやすいのが、調味料を無添加にすることです。
日々口にする食べ物の中でも、調味料はほぼ毎日使うものなので、食生活への影響も大きいです。
実のところ安い調味料のほとんどは、味を調整するために添加物が使われています。
添加物による味付けではなく、素材本来の美味しさにこだわった品質の高い調味料を選ぶだけで、日々の食事を簡単にグレードアップできます。

実際私も醤油やみそ、だしなどの毎日使う調味料を無添加にしたところ、料理の味わいがガラッと変わりました。
また調味料を変えるだけなら、費用面での負担もそれほど増えません。
無添加生活への第一歩として、手軽に始められる方法なので、よければ実践してみてください!
加工度の低い食品を選ぶ
加工度の低い食品を選ぶことも、無添加生活を始める方法です。
たとえば冷凍食品や惣菜をはじめ、ウインナー、ハム、練り物、漬物などの加工度の高い食品には、多くの添加物が使われています。
そういった食品を避けて、なるべく原型に近い形で売られている食品を選ぶことで、添加物を避けやすくなるんです。
私の場合はとくに以下のような点を心がけています。
- 加工肉はなるべく生肉に置き換える
- 冷凍食品や惣菜は緊急時だけ使う
- 漬物は基本的に自分で漬ける

必然的に料理をする機会が増えますが、ミールキットを使ったり下味冷凍したり焼くだけにしたりと、手間を減らす工夫をすれば負担はそれほど増えません。
買ってきたものをただ食べるだけよりも、満足感が高く栄養バランスも整えやすいので、心にも体にも良いように感じます。
このように今までよりもほんの少し加工度の低い食品を選ぶことも、無添加生活を始めるステップになります!
危険な疑いのある添加物を避ける
危険な疑いのある添加物を避けるのも、無添加生活を始める方法です。
とくによく危険性が疑われている添加物はリストアップしておいて、買い物のときなどにチェックすると安心感も高まります。
以下に発がん性が疑われている添加物を載せておくので、参考にしてみてください。
発ガン性が疑われている添加物26
- ウコン色素
- タール色素(青色1号、青色2号、赤色2号、赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色104号、赤色105号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、緑色3号)
- 二酸化チタン
- ソルビン酸、ソルビン酸K
- 安息香酸、安息香酸Na
- サッカリン、サッカリンNa
- アスパルテーム
- 亜硝酸Na
- トラガントガム
- BHA
- OPP、OPP-Na
※参考文献:食べてはいけない添加物 食べてもいい添加物(だいわ文庫)

ちなみに私はこれらの添加物を避けることを自分なりの基準としたことで、添加物を気にしすぎて疲れる状況を抜け出せました。
添加物は気にしすぎるとキリがないので、『自分なりのラインを決める』という意味でもリストアップはオススメです。
なお以下の記事では『避けたい危険な添加物』について詳しくお伝えしているので、よければ目を通してみてください。

無添加食品が豊富なオイシックスを使う
無添加生活を始める一番手軽な方法として、無添加の食品が豊富なオイシックスを利用するのもオススメです。
オイシックスは『作った人が自分の子供に安心して食べさせられる食品』という理念のもと、添加物の使用を厳しく制限しています。
具体的には合成保存料・合成着色料を一切不使用とするなど、『Oisix安全基準』で厳格に決められているんです。
もちろん上記でご紹介したような危険な疑いのある添加物も、基本使われていません。

私は実際にオイシックスを利用してみて、亜硝酸Naなどの発色剤が使われていないハムやベーコン、ウィンナーがあることにすごく感動しました。
市販のハムやベーコンのほとんどに発色剤が使われている中、オイシックスはまったく使われていないので驚いたんです。
またオイシックスはスーパー並みに品揃えが豊富で、しかもほぼ無添加の食品ばかりなので、買い物にもとても便利。
ミールキットなどの時短キットも充実しているので、料理も楽になりますよ。
オイシックスには約70〜90%オフのお得なお試しセットがあるので、気になる方は以下から公式サイトを見てみてください!

無添加生活を続けるコツ3つ
ここでは私の実体験をもとに、無添加生活を無理なく続けていくためのコツをお伝えしていきます。
私がとくに心がけているのは、以下の3つです。
- 完璧を目指さない
- 一度に買いすぎない
- 原材料チェックを習慣にする
いずれもストレスなく無添加生活を続けていくために大切なポイントなので、ぜひチェックしてみてください。
完璧を目指さない
無添加生活を無理なく続けるために一番大切なのは、完璧を目指さないことです。
なぜなら添加物を完璧に避けるのは実際のところ不可能だし、目指そうとすればするほど疲れてしまうから。
実際私は以前にスーパーの加工食品がほとんど買えなくなったり、家族や友人に白い目で見られたりするくらいに、添加物を気にしすぎていた時期がありました。

今思い返しても結構シンドいことで、本当に窮屈な生き方をしていたなと思います。
今は避けたい添加物をリストアップして、そこに書かれているものは極力避けるなど、自分なりのスタイルを見つけたことで無理なく続けられています。
「完璧を目指すのではなく、自分なりの線引きを見つける」これが無添加生活を無理なく続ける最大のポイントです。
ちなみに私は外食や旅行、友達との食事などの特別なときには、どんな物もなるべく気にせず食べるようにしています。
そういった息抜きも大切にしながら、自分なりのスタイルを確立してみてください!
一度に買いすぎない
無添加生活を続けるポイントとして、食品を一度にたくさん買いすぎないことも挙げられます。
なぜなら無添加の食品は保存料が使われていないため、賞味期限が短いものが多いからです。
一度にたくさん買いすぎると、食べきれなくて無駄にしてしまう可能性があります。
そのため調味料などの発酵食品や缶詰、乾物などの日持ちしやすいもの以外は、だいたい1週間分くらいの量を目安に購入するといいです。
またどうしても食べきれないときには、冷凍保存するのも方法です。

そのまま冷凍するのもいいですし、下処理を済ませたり作り置きにしたりしておくと、より消費しやすくなります。
ただし食品は冷凍しても劣化が進むので、あまり放置しすぎないようにくれぐれも注意しましょう。
無添加生活を送るときには、食品の大量買いを避けて、だいたい一週間分くらいを目安に購入してみてください!
原材料チェックを習慣にする
原材料チェックを習慣にすることも、無添加生活を続けるポイントです。
食品パッケージの原材料欄には、その食品に使用されている添加物が記載されています。
前半でお伝えしたように表示が免除される添加物があるとはいえ、一般消費者である私たちにとって、原材料欄のチェックは1つの基準になるんです。
実際、原材料欄をチェックするクセがつくと「うわ、これ添加物がいっぱい入ってるな」「これはシンプルな材料だからいいな」と、自分で判断できるようになります。
自然と「こんな食品にはこんな添加物が使われがちだから要注意」といった感覚も身に付いて、無添加生活を送りやすくなりますよ。

私自身はじめは原材料欄をいちいち見るのは手間に感じましたが、今はむしろ何が入っているか分かった上で口にできることに、安堵感を覚えています。
はじめのうちは訳の分からない表示に戸惑うこともあるかもしれませんが、慣れれば息をするように簡単にチェックできるようになります。
『添加物の表示ルール』なども参考にしながら、少しずつでもいいので実践してみてください!
無添加生活の注意点3つ
ここでは無添加生活を送る際の注意点として、以下の3つの内容をお話していきます。
- 薄味に感じることがある
- ややコストがかかる
- 食品を探す手間がかかる
こういったことを事前に知っておくと、いざ無添加生活を始めたときに必要以上に戸惑わなくて済みます。
以下から私の実体験を交えながら、詳しくお伝えするので参考にしてみてください!
薄味に感じることがある
無添加食品を食べ始めたばかりのころは、「なんだか味が薄い」「物足りない」と感じることがあります。
なぜなら舌が甘味料やアミノ酸系の調味料といった、添加物による強烈な味付けに慣れているからです。
たとえば化学合成された甘味料・アスパルテームは、砂糖の約200倍の甘さがあると言われます。
そういう強い味付けに慣れていると、無添加の自然な味わいが物足りなく感じるのは当然ですよね。

とはいえしばらくして舌が慣れてくると、素材そのものの甘味や旨みを感じられるようになってきます。
そうなると今度は添加物の味付けとは違った、口の中に広がるような奥深い味わいを楽しめるようになりますよ。
ぜひそうなるところまで、無添加生活を続けてみてください!
ややコストがかかる
無添加食品は添加物を使わずに製造されるため、一般の加工食品と比べると、価格がやや高めになる傾向があります。
たとえば保存料を使わずに食品を作るとなると、腐敗を防ぐために保存や輸送に特別な管理が必要です。
また添加物で味付けしないなら、素材の味で勝負するしかないので、必然的に品質の高い食材を使うことになります。
このようなことから無添加の食品はどうしても一般の加工食品に比べて、価格が高くならざるを得ないんですね。

高いものだと通常の2倍くらいするモノもあるので、いきなりすべてを無添加にしようとするのは、かなり厳しいです。
なので調味料だけを無添加にしたり、週1や隔週で無添加の食材宅配を利用したりと、範囲を限定するのが私はオススメです。
無添加生活を送るときには、コストも考えながら、無理のない範囲で実践してみてください!
食品を探す手間がかかる
食品を探す手間がかかることも、無添加生活を送る際の注意点です。
無添加の食品は一般のスーパーでの取り扱いが少ないため、専門店を探したりインターネットで調べたりする必要が出てきます。
たとえ『無添加』という表示があったとしても、多くの場合は『保存料無添加』など、一部の添加物が使われていないだけ。
保存料は使ってなくても甘味料は使っているなど、ほかの添加物が使われているケースもあるので注意が必要です。
このように無添加に本当にこだわっている食品は、スーパーなどではなかなか見つからないのが現状なんですね。

私も完全無添加にこだわっていた頃は、スーパーの加工食品がほとんど買えなくなりました。
対応としてはお気に入りの商品を見つけてリピートしたり、無添加の食材宅配を使ったりといった方法があります。
最初は手間を感じるかもしれませんが、そのうちに自分なりの入手経路が見つかってくるので、少しずつ慣れていきましょう!
まとめ:無添加食品は安心感があって美味しい!
上記でご紹介したとおり無添加生活を送れば、日々の食事に安心感がもて、本当に美味しい食べ物を心から楽しめるようになります。
最後にもう一度内容を確認しましょう!
1.無添加生活のメリット
- 純粋に美味しい
- 季節の移り変わりを楽しめる
- 食事に安心感をもてる
- 体への余計な負担を減らせる
- アレルギーリスクを避けられる
- 環境への負荷を減らせる
2.無添加生活の注意点
- 薄味に感じることがある
- ややコストがかかる
- 食品を探す手間がかかる
3.無添加生活の始め方
- 調味料を無添加にする
- 加工度の少ない食品を選ぶ
- 危険な疑いのある添加物を避ける
- 無添加食品が豊富なオイシックス
を使う
はじめは「本当にこれでいいのかな?」と不安に思うこともあるかもしれません。
しかし一度無添加の食品の美味しさを味わうと、添加物で味付けされた食べ物との明確な違いに気づき、美味しい食事を心から楽しめるようになります。
上記でお伝えしたとおり無添加生活を始めるなら、オイシックスなどの無添加食品が豊富な宅配サービスを利用するのも方法です。
オイシックスはスーパー並みに品揃えが豊富で、しかもほぼ無添加の食品ばかりなので、安心感をもって買い物ができます。
なおオイシックスには約70〜90%オフのお得なお試しセットがあるので、興味のある方は以下から公式サイトを見てみてください!
