こんな疑問にお答えしていきます。
結論から言うと、無添加食品自体は危険ではありません。
ただ無添加表示の紛らわしさや、保存料を使わないがゆえの腐りやすさなど、扱う上での注意点がいくつかあるんです。
そこでこの記事では『無添加食品が危険と言われる理由』や『安全性の高い無添加食品の選び方』などについて、詳しくお話していきます。
この記事を読めば無添加に対する不安が消えて、より安心して無添加生活を送りやすくなりますよ。

ちなみに私は無添加・オーガニック歴9年。添加物を気にしすぎて疲れた過去もありましたが、今は自分なりの基準を決めたことで、食事を心から楽しんでいます。
そんな無添加生活の良い面も悪い面も経験した私が、無添加食品の危険性について実体験を交えてお話するので、じっくり読み込んでみてください!
なお後半では安全性が高く使いやすい無添加宅配もご紹介しています。どんな食品を選べばいいのか不安に思う方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
無添加が危険って本当?
結論からお伝えすると、無添加食品自体は危険ではありません。
ただし無添加生活を送る際には、注意すべきことがいくつかあります。
詳しくは『無添加が危険と言われる理由』の項でお話しするので、ここでは簡単にお伝えします。
無添加生活で注意すべきことの1つ目は、「無添加」という言葉に騙されて、添加物まみれの食品を買ってしまうことです。
2つ目は腐敗や食中毒など、無添加食品の保存方法に関する注意です。
3つ目はアレルギーなど、無添加かどうかに関わらず、食べる人の体質によって気をつけるべき点。
そして最後に添加物の気にしすぎによるストレスや、偏食による栄養の偏りなど、無添加生活を送る人自身に関する注意です。
以上のように無添加食品自体というよりも、食品選びや保存方法、心がけなどに気をつけるべきことがあります。

無添加食品そのものが危険というわけではなく、特徴を正しく理解して、上手に取り入れていくことが大切なんですね。
詳しくは次の項でお話します!
無添加が危険と言われる理由5つ
無添加が危険と言われる理由は、主に次の5つです。
- 無添加表示のウソ
- 腐敗・食中毒のリスク
- アレルギーのリスク
- 気にしすぎによるストレス
- 偏食による栄養バランスの偏り
いずれも無添加生活を送る際に注意すべきポイントでもあるので、ぜひチェックしてみてください!
無添加表示のウソ
無添加が危険と言われる理由として、無添加表示のウソが挙げられます。
たとえば「無添加」という言葉は何となく良いイメージがあるため、企業が販売を促進するために食品パッケージなどに記載することが多くありました。
しかし「無添加」は法的な定義のない言葉のため、非常にあいまいな使われ方をされることが多く、消費者に誤解を与えることもあったんです。

実際「無添加」と表示されているのに、よく確認すると添加物が使われている、なんてこともありました。
また食品の材料に添加物を使っていても、加工の際には使っていないという理由で、無添加と表示するメーカーなどもあったと言います。
こういった事情から無添加の表示だけを頼りに食品を選ぶと、かえって添加物まみれの食品を買ってしまう可能性があったんですね。
以上のような無添加表示のいい加減さは、無添加が危険と言われる一因となっています!
ちなみにこうした無添加表示のウソが問題となり、2022年には消費者庁が無添加表示のルールを示すガイドラインを作りました。
「無添加」という言葉も安易に使ってはいけないことになったので、今は紛らわしい表示がなくなってきています。
なお以下の記事では消費者庁のガイドラインで示された『無添加表示のルール』について詳しくお伝えしているので、よければ参考にしてみてください。
(準備中)
腐敗・食中毒のリスク
腐敗・食中毒のリスクがあることも、無添加が危険と言われる理由として挙げられます。
無添加食品は保存料などの添加物を使わないため、一般の食品に比べて腐敗や食中毒が発生しやすいです。
実際2023年には東京ビッグサイトで開催されたイベントで、販売された無添加マフィンによる食中毒が発生し、回収騒ぎになりました。
無添加にも関わらず常温で数日間保存するなど、ずさんな衛生管理が主な原因だったと言います(※)。
こうしたことからも無添加食品を販売する業者には、保存や運搬における徹底した衛生管理が求められることが分かります。

私はこのニュースを聞いたとき、「衛生管理がいい加減な業者の無添加食品は、絶対に避けたい」と思いました。
また無添加食品を購入する私たちも、保存方法や賞味期限を守るなどの注意が必要なんですね。
以上のように無添加食品自体が危険なわけではなく、販売業者の衛生管理や、購入者の扱い方が安全性を決めるポイントになります。
なお『安全性の高い無添加食品の選び方』についても後ほど詳しくお伝えしていくので、ぜひチェックしてみてください!
※参考:Yahoo!ニュース・「マフィン食中毒」はなぜ起こってしまったのか
アレルギーのリスク
アレルギーのリスクがあることも、無添加が危険と言われる理由です。
たとえ添加物を一切使っていないとしても、アレルゲン物質が原材料に含まれていれば、重篤なアレルギーを引き起こす危険があります。
そのためアレルギーのある人にとって、「無添加なら安心」という考えは禁物です。
無添加とアレルゲンフリーはまったく違う話なので、アレルギーのある人は必ず原材料をチェックすることをオススメします。

私も家族にかに・えびアレルギーの人がいるので、無添加と安心せずに原材料を必ず確認しています。
このように無添加とはいえ自分や家族の体質によってはリスクもあるので、原材料などを見ながら慎重に食品を選びましょう!
気にしすぎによるストレス
添加物を気にしすぎるとストレスをためてしまうことも、無添加が危険と言われる理由です。
実際、私は添加物を気にしすぎて疲れてしまった過去があります。
そのときは添加物が気になって食べることを純粋に楽しめなかったり、スーパーの加工食品がほとんど買えなくなったりしました。
また家族や友人にも白い目で見られるなど、人間関係にも支障があって……。

今思い出してもアレはやりすぎだったし、精神的にもシンドかったなと思います。
そのまま続けていれば精神的に追い詰められたかもしれないし、家族関係も悪化して、友人も失っていたかもしれません。
このように無添加を気にしすぎると、ストレスでかえってシンドくなったり、人間関係にヒビが入ったりする危険があります!
ちなみに私の場合は自分なりの基準を決めたことで、無理のない範囲で楽しく無添加生活を送れるようになりました。
以下の記事では『添加物を気にしすぎて疲れた過去』や改善策などについて詳しくお話しているので、よければ参考にしてみてください!

偏食による栄養バランスの偏り
偏食による栄養バランスの偏りも、無添加が危険と言われる理由です。
具体的には無添加にこだわるあまり、食べられる食品が限られてしまうことで、栄養が偏りやすくなります。
実際、市販の食品のほとんどには添加物が使われているため、無添加にこだわり過ぎると食べられる物がかなり限定されるんです。

私の場合は加工食品に加えて、肉や魚、豆腐などもほぼ食べなくなり、野菜とお米ばかり食べていました。
また当時は料理が苦手だったので、メニューのバリエーションも少なく、同じようなものばかり食べていましたね。
そういった食生活を続けていると、栄養が偏るのはもちろん、食べる楽しみが減って心まで貧しくなってきます。
なお私の場合は自分なりの基準を決めたり、料理嫌いを克服したりしたことで、無添加と栄養、食の楽しみのバランスを取れるようになりました。
詳しくは以下の記事でお伝えしているので、よければ参考にしてみてください。
安全性の高い無添加食品の選び方
安全性の高い無添加食品を選ぶには、以下の3つのポイントを意識することが大切です。
- 品質基準をチェックする
- 原材料欄を確認する
- 完全無添加にこだわらない
こういった視点があれば、パッと見の印象に騙されず、自分や家族が安心して食べられる食品を見極めやすくなります。
それぞれについて、以下から詳しく見ていきましょう!
品質基準をチェックする
安全性の高い無添加食品を選ぶには、食品業者の品質基準をチェックするといいです。
実際、信頼できる食品メーカーは独自の品質基準や衛生管理体制を整え、公式サイトなどで公開していることが多くあります。
たとえば添加物の使用基準や、衛生管理の取組みなどが公開されていることが多いので、気になる業者があればぜひチェックしてみてください。
なお『品質基準が厳しい無添加宅配』についても後ほどご紹介していくので、参考にどうぞ!
また有機JASなど、品質や管理体制への審査が厳しい第三者機関の認証を取得している食品業者も、安全性が高いと言えます。
以下の記事では『有機JASとは何か』といった内容について詳しくお伝えしているので、よければ参考にしてみてください。

以上のように無添加という言葉だけでなく、その裏付けとなる品質管理の取り組みをチェックすることで、安全性の高い食品を見極めやすくなります!
原材料欄を確認する
安全性の高い無添加食品を選ぶには、原材料欄を確認することもポイントです。
食品パッケージの原材料欄は、法律によって添加物の表示ルールが厳密に定められています。
そのため実際にどんな添加物が使われているかを知るには、原材料欄をチェックするのが一番です。
たとえば保存料無添加と書かれている場合は、着色料などほかの添加物が使われている可能性があります。

パッケージの雰囲気や文言はいかにも自然派っぽかったのに、原材料欄を見たら添加物まみれ、なんてこともあるので要注意。
ただし表示が免除されている添加物もあるため、残念ながら原材料欄を見るだけでは全てを把握できません。
『表示免除の添加物』について詳しくは以下の記事でお伝えしているので、参考にどうぞ。

また「どんな添加物を避ければいいのか分からない」という方は、以下の『避けたい危険な添加物』についてお伝えした記事も確認してみてください。

はじめのうちは、いちいち添加物をチェックするのが面倒に感じるかもしれません。
しかし慣れればチェックがクセになり、自分なりの基準もできるため、安全性の高い食品をスムーズに見分けられるようになります!
完全無添加にこだわらない
安全性の高い無添加食品を選ぶ際は、完全無添加にこだわらないことも大切です。
なぜなら添加物が当たり前のように使われている現代で、完全無添加の食品を探すのはとても難しいから。
たとえば原材料欄に添加物の表示がなかったとしても、表示免除の添加物が使われている可能性もあります。
こういったモノも含めて完全に添加物を排除しようとすると、食品の選択肢が極端に少なくなり、かえってストレスや栄養の偏りにつながるんです。

実際私も無添加にこだわるあまり、スーパーの加工食品をほとんど買えなくなかった時期がありました。
それだとやはり生活がとても不便ですし、周りからも孤立しがち。
そうならないためには完全無添加にこだわるのではなく、添加物の使用量や使い勝手、コストなどから総合的に判断するのが大切です。
このように自分のライフスタイルに合った、ほどよい基準を持つことも、安全性の高い無添加食品を選ぶコツになります!
品質基準が厳しい無添加宅配3選
ここでは無添加食品をより安心して取り入れたい方に向けて、品質基準が厳しい無添加宅配をご紹介していきます。
今回は以下の3つに厳選しました。
- 安心&料理の時短ならオイシックス
- 原材料の添加物も気にする秋川牧園
- 5分で完成シェフの無添つくりおき
いずれも添加物の基準や衛生管理が厳しく、使い勝手もよいサービスなので、ぜひチェックしてみてください!
なお以下の記事では8社の無添加ミールキットを比較してご紹介しているので、参考にどうぞ。

1:オイシックス
安心安全な食材を使って、料理の時短をしたいなら、オイシックスがおすすめです。
オイシックスは『作った人が自分の子供に安心して食べさせられる食品』という理念のもと、添加物の使用を厳しく制限しています。
具体的には合成保存料・合成着色料を一切不使用とするなど、『Oisix安全基準』で厳格に決められているんです。
また衛生面では雑菌を「つけない、増やさない」をモットーに、ゴム手袋や三角巾の着用はもちろん、収穫から配送までの温度管理も徹底しています。

実際私もオイシックスを使ってみたところ、包丁で切る音から違うような新鮮で美味しい食材ばかりで感動しました。
加えてオイシックスには20分で2品作れるミールキットや、レンチンでOKの時短おかずなども豊富なので、料理も楽になりますよ。
さらに生鮮食品から加工食品、調味料、お菓子、飲料まで、スーパー並に品揃えがいいので買い物にも便利です。
オイシックスには約70〜90%オフのお得なお試しセットがあるので、気になる方は以下から公式サイトを見てみてください!

2:秋川牧園
原材料の添加物まで気にしたいなら、秋川牧園がいいです。
秋川牧園は創業から90年以上に渡って食の安全に取り組んでいて、『添加物を使わない食づくり』にも強いこだわりがあります。
とくにすごいのはキャリーオーバーまでチェックしていること。
そんな表示が免除される微量の添加物まで、徹底して無添加にこだわっているのが秋川牧園なんですね。
また秋川牧園は衛生面でも専門の品質管理室を設け、生産からお届けまでの徹底した管理を行っています。

とくに秋川牧園のお肉は本当に美味しくて、中でもサラダチキンは濃厚でやみつきになる美味しさです。
品揃えもスーパー並みに豊富で、フライパンで焼くだけ・電子レンジで温めるだけの時短おかずも多くあります。
秋川牧園には約30〜40%オフのお得なお試しセットがあるので、興味のある方は以下から公式サイトを見てみてください!

3:シェフの無添つくりおき
5分で完成する無添加の作り置き宅配なら、シェフの無添つくりおきがいいです。
シェフの無添つくりおきでは、プロが丁寧に手作りした作り置きおかずが、主菜と副菜のセットで届きます。
保存料や発色剤、着色料、化学調味料を一切使用していないので、添加物が気になる方にもオススメです。
また保存料を使っていないながら、窒素充填・急速冷却という2つの技術によって、食中毒菌の繁殖を抑制。
それにより冷蔵で3日間の保存を可能にするなど、衛生管理にも気を遣っています。

私も実際にシェフの無添つくりおきを食べてみたところ、変な甘さや舌に残る感じが一切ない、自然で優しい味付けに安心感がありました。
食べるときは容器ごと電子レンジで温めるだけなので、食事の準備も5分ほどで終わります。
さらにメニューはすべて専属の管理栄養士が監修しているので、栄養バランスにも配慮されていますよ。
初回は送料無料&33%オフで注文できるので、気になる方は以下からシェフの無添つくりおきの公式サイトを見てみてださい!

まとめ:無添加は業者選びと自分なりの基準が大切!
上記でお伝えしたとおり、安心できる無添加食品を選ぶには、信頼できる業者を利用することと、自分なりの基準をもつことが大切です。
最後にもう一度内容を確認しましょう!
1.無添加は危険なのか?
→無添加食品自体は危険ではない
2. 無添加が危険と言われる理由
・無添加表示のウソ
・腐敗・食中毒のリスク
・アレルギーのリスク
・気にしすぎによるストレス
・偏食・栄養バランスの偏り
3.安全性の高い無添加食品の選び方
・品質基準をチェックする
・原材料欄を確認する
・完全無添加にこだわらない
4.品質基準が厳しい無添加宅配
・オイシックス
・秋川牧園
・シェフの無添つくりおき
はじめは「何を基準に選べばいいのか」「何が自分に合っているか」など、分からないこともあるかもしれません。
しかし上記の内容を参考に、無添加を上手に取り入れていけば、毎日の食生活をより豊かに安心して送りやすくなりますよ。
上記でもご紹介したように無添加生活を送る際は、安全管理や品質基準の厳しい業者の利用もオススメです。
たとえばオイシックスの食材宅配は衛生管理も徹底しており、添加物も独自の品質基準によって使用を厳しく制限しています。
またスーパー並に品揃えがよく、ミールキットなどの時短おかずも豊富なので、買い物・料理にとても便利です。
オイシックスには約70〜90%オフのお得なお試しセットもあるので、気になる方は以下から公式サイトに進んでみてください!
